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図書館を使った調べ学習(親子向け)

「あの本を読みたい」「こんなことを知りたい」「調べ学習をする」そんなときは、図書館へ行ってみよう!

本はどうやってならんでいるの?(本の分るい)

図書館の本のならび方や分るいを知ろう

  • 本のならび方
    図書館には、本がたくさんあります。読みたい本や調べたいことがのっている本をさがすときに、本の並び方を知っているととても便利です。
    図書館の本は、ある決まりにそってならんでいます。本の背表紙には、数字とカタカナが書かれたラベルがはってあります。これを、せいきゅう記号といいます。
    図書館の本はこのせいきゅう記号の順番にならんでいます。また、この数字のことを分るい番号といいます。
    せいきゅう記号のラベル(例)
    せいきゅう記号のラベル例の画像
    (ちゅうい)こどもの本のラベルの枠線の色は赤色です
  • どうして、番号で分けているの?
    図書館では、本のないようが同じなかまどうしを、まとめてならべられるよう、「日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)」という決まりにしたがって分るい番号をつけています。
    本のラベルに書かれている数字は、本のないようによってそれぞれつけられています。
    つまり、この分るい番号は、本の住所のようなものといえます。
    また、この分るい番号のさいしょの1けた目でその本がだいたいどのようなないようかわかります。

日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)

日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)
最初の数字 どんな本
0 百科事典・図書館に関する本・コンピューター
1 ものの考え方・宗教
2 歴史・伝記・地理・旅行
3 社会・福祉・学校・むかしばなし・ことわざ
4 算数・理科・体や健康
5 機械・電気・生活・手芸・料理
6 園芸・農業・交通・のりもの
7 絵・音楽・スポーツ・あそび
8 国語・外国語・辞書
9 詩・日本や外国の物語

数字のけたが多くなるほど、その本のないようについてこまかく分けてあります。

例:
4→算数・理科・体や健康
48→動物
486→こん虫
(ちゅうい)そでがうら市の図書館では、絵本は黄色いシールに文字を書いたひとの名前の頭文字が書いてあります。

絵本の背表紙のシール(例)

絵本の背表紙のシール例の画像

けんさくきで調べたときには、絵本のせいきゅう記号はEHONN(えほん)の「E+文を書いた人の頭文字」、紙芝居はカミシバイの「カ」と表示されます。

調べものをする(調べ学習)

図書館を使って調べてみよう!

調べもののながれ

  • 大きなテーマを決める
    調べ学習をするときは、はじめにどんなことについて調べたいのかを決めます。
  • テーマをしぼる
    調べたいことが決まったら、そのことの中でとくに調べたいと思うことを考えていきます。調べたいことがはっきりしていると、じょうずに調べものをすることができます。
    はじめに大きなテーマを決めて、その中で自分が知りたいことを考えてみましょう。
    例:
    (1)袖ケ浦市について調べたい(大きなテーマ)
    (2)袖ケ浦市の歴史について調べたい(中くらいのテーマ)
    (3)自分の親が子供だった頃の袖ケ浦市のできごとについて調べたい(小さいテーマ)
  • 調べたいことが書かれている本をさがす
    テーマがしぼれたら、調べたいことが書かれている本をさがします。
    調べたいテーマが書かれている本がわからないばあいは図書館の人に聞いてください。

本をさがしてみよう

図書館にあるたくさんの本の中から、読みたい・調べたい本をさがしたいとき、本をさがすほうほうはいろいろあります!

  • ちょくせつ本だなからさがす
    図書館の本は、分るい番号のじゅんにならんでいます。調べたいテーマがきまっているときや、読みたい本の作者がわかっているときは、ちょくせつ本だなにさがしに行ってみましょう。同じないようについて書かれた本や、同じ作者が書いた本がまとまっておいてあります。
  • 図書館のけんさくきでさがす
    図書館にあるけんさくを使えば、本のタイトルや作者、キーワードなどから本をさがすことができます。使い方がわからないときは、図書館の人に聞いてください。
  • 調べるときにやくだつ本
    調べたいことが書かれている本をさがすときには、百科じてんやじしょ、ねんかんなどの調べるための本も見てみましょう。
    さいきんのできごとは、まだ本にはのっていないことがあります。そういったときは、新聞やざっしにならのっていることもあります。
  • 図書館の人に聞く
    本をさがしたけれど見つからない、さがし方や本の場所がよくわからないときなどは、なんでも図書館の人に聞いてください。
    調べたいないようの本が書庫にしまってあることもあります。図書館の人が書庫からさがしてきます。

このほか、インターネットで調べるほうほうもあります。調べるためのべんりなサイトはこちらから。
あるテーマについて調べたいと思った時に役立つ本や情報をまとめた、調べ方の手引き(パスファインダー)はこちら。

調べるときの注意点

  • 調べるときに使った本のタイトルはメモしておきましょう。レポートにはかならず調べるのに使った本のタイトル・作者・出版社などを書かなくてはいけません。図書館では記録していないので、あとできいても答えられません。
  • レポートには、本をコピーしたものをそのまま貼ったり、本の内容をそのまま書き写してはいけません。本を参考にする時のルールは、学校の先生等に聞いてください。

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